「特急ソニック」は、JR九州で最も速度の速い在来線で、まさに「音速」の名にふさわしい特急列車です。
この記事はこのような方におすすめです!
- 「特急ソニック」のおすすめの席が知りたい
- 「特急ソニック」の自由席があるか知りたい
- 「特急ソニック」指定席の予約方法が知りたい
「特急ソニック」音速と言う名の元、ハイスピードで駆け抜けます!
「特急ソニック」は英語で「音速の(sonic)」を意味するスピード感あふれる列車です。
JR九州初となる「制御式振り子式装置」を装備しています。
「特急ソニック」が走る日豊本線は、カーブが多い路線です。
「制御式振り子式装置」は、カーブを走るときに車体を傾けて曲がる時にかかる遠心力を軽減し、スピードと乗り心地を両立させるためのものです。
スピードアップと車内の快適性を目指した「特急ソニック」の最高速度は130km/hです。
「特急ソニック」おすすめの席は?
せっかくソニックに乗るなら、景色を楽しみたいですよね。
席はやはり海側がオススメです。海側の席はA席B席(進行方向右側)です。
逆方向になることを考えると、
博多~大分まで利用し、別府湾の景色を楽しみたいなら、小倉までは右側
小倉駅以降で左側になるように座ると海を見続けることができます。
「特急ソニック」は自由席と指定席があります
特急ソニックは自由席と指定席があります。
青いソニックと白いソニックの違いは?
「883系ソニック」(青いソニック)
7両編成の883系ソニックは、車体の先頭部がロボットのようなデザインが特徴的です。運行開始当初の旧塗装は数種類ありましたが、現在はブルーメタリックに統一されています。
「885系ソニック」(白いソニック)
6両編成の885系ソニックは長崎本線の特急「かもめ」用として開発された列車です。後に「ソニック」増発用の2次車として登場しました。
かつては「かもめ」用と「ソニック」用で車体の帯の色やロゴが異なりましたが、現在は両列車に共通で使用されるため、帯の色を青色に統一しています。
「特急ソニック」の運転区間
「特急ソニック」は博多から小倉を経由して別府、大分までを結んでいます。
運転区間は次の通りです。
博多~大分、博多~大分~佐伯、博多~柳ヶ浦
ちなみに「特急ソニック」が停車する駅はこちらです。
博多・吉塚・香椎・福間・東郷・赤間・折尾・黒崎・八幡・戸畑・小倉・下曽根・行橋・宇島・中津・柳ヶ浦・宇佐・杵築・亀川・別府・大分・鶴崎・大在・幸崎・臼杵・津久見・佐伯
アンダーラインがある駅は全てのソニックが停車する駅です。そのほかの駅は一部の列車が停車します。
「特急ソニック」の料金
「特急ソニック」の主な通常料金は次の通りです。
区間 | 普通車自由席 | 普通車指定席 | グリーン車 |
博多ー小倉 | 1,830円 | 2,360円 | 2,880円 |
小倉ー中津 | 1,970円 | 2,500円 | 3,020円 |
博多ー中津 | 3,420円 | 3,950円 | 5,020円 |
小倉ー別府 | 3,780円 | 4,310円 | 5,380円 |
小倉ー大分 | 3,780円 | 4,310円 | 5,380円 |
博多ー別府 | 5,150円 | 5,680円 | 6,750円 |
博多ー大分 | 5,150円 | 5,680円 | 6,750円 |
小倉ー佐伯 | 5,150円 | 5,680円 | 6,750円 |
博多ー佐伯 | 6,800円 | 7,330円 | 9,370円 |
「特急ソニック」の予約方法
「特急ソニック」の指定席券は
- みどりの窓口
- 主な旅行会社の窓口
- 指定席券売機
- インターネットの予約サイト
から予約購入が可能です。
「特急ソニック」のきっぷをお得に予約するならJR九州の予約サイト「九州ネット早特3」がおすすめです。
こちらは「JR九州列車予約サービス」から購入できるネット限定割引きっぷです。
「九州ネット早得3」での料金はこちらになります。
区間 | 普通車指定席 | グリーン車 |
小倉ー大分 | 2,500円 | 4,000円 |
博多ー大分 | 2,550円 | 4,050円 |
「九州ネット早特3」は乗車日の3日前までに予約することが必要です。
予約・購入には「JR九州Web会員」への登録(無料)が必要になりますが、通常料金と比べると、かなりお得になります!
まとめ
「特急ソニック」は青いソニックと白いソニックで運行しており、博多から大分を結んでいます。
「制御式振り子式装置」を装備していることによって、カーブでも速度をあまり落とさず高速運転を可能にしています。
観光やビジネスに多く利用されている「特急ソニック」。ネット予約ならお得に乗車できますのでぜひ利用してみてください。