「A列車で行こう」はJR九州が熊本市と天草諸島を結ぶルートの一角を形成する観光列車として2011年10月8日に運行を開始した臨時特急列車です。
この記事はこのような方におすすめです!
- 「A列車で行こう」に乗りたい
- ジャズが好き
- お酒も一緒に楽しみたい
「A列車で行こう」は「走るジャズバー」
JR九州の観光列車「A列車で行こう」は、九州横断特急などに使われているキハ185系ディーゼルカーを改造して特別仕様とした車両2両編成で運行しています。
「16世紀の天草に伝わった南蛮文化」をデザインのテーマにしたステンドグラスのある車内にジャズが流れ、バーカウンターでハイボールなどを楽しむことができる、まさに「走るジャズバー」です。
- 列車名の「A列車で行こう」は、ジャズの名曲『Take the “A” Train』に由来。
- バーカウンターで、地元のデコポンをアレンジした「Aハイボール」、「カカオ研究所塩チョコレート」「まるごとぎゅーっとゼリー」「塩バニラ」などを販売(品物は変更の場合あり)
- フリースペースにキッズチェアを用意
- 三角駅で天草宝島ライン「シークルーズ」の船に接続している
天井は南蛮文化をイメージして天使があしらわれています。とてもシックで大人の雰囲気を感じる空間ですね。
シックな内装とシートの柄、とてもすてきですね。
アルコールはハイボールのほかに焼酎・ビールがあり、ソフトドリンクもあります。
「A列車で行こう」ジャズが流れる車窓からの有明海が最高
ジャズが流れる車内でお酒を楽しみ、車窓には有明海が広がります。
天気が良い日にはは雲仙普賢岳も望むことができます。
一号車の共用スペースのバーにはベンチやソファーもありますのでそちらでお酒と景色を楽しむのもいいですね。
「A列車で行こう」のおすすめの座席は?2号車14番AB!と1号車7列目1番CD席!
A列車で行こうのおすすめの座席はこちらです。
- 熊本駅→三角駅:1号車7列目1番CD席
- 三角駅→熊本駅:2号車14番AB席
三角駅から熊本行き場合は2号車の14番AB席がおすすめです。
CD席側は運転席があるので前面展望は望めません。注意されてください。
「A列車で行こう」の運転区間と日時刻表
「A列車でいこう」は次の区間で運転されています。
鹿児島本線・三角線(あまくさみすみ線) 熊本駅~三角駅間
発表されている「A列車で行こう」の日時刻表は次の通りです。
特急「A列車で行こう1号」三角駅行き | 熊本駅10時36分発~三角駅11時13分着 | 2022年9月4日、10日、11日、17日~19日、23日~25日運 転 2022年10月1日、2日、8~10日、15日、16日、22日、23日、29日、30日運転 2022年11月3日、5日、6日、12日、13日、19日、20日、23日、26日、27日運転 全車普通車指定席 |
特急「A列車で行こう3号」三角駅行き | 熊本駅12時24分発~三角駅13時03分着 | 特急「A列車で行こう1号」三角駅行きと同じ日に運転 全車普通車指定席 |
特急「A列車で行こう5号」三角駅行き | 熊本駅14時37分発~三角駅15時15分着 | 特急「A列車で行こう1号」三角駅行きと同じ日に運転 全車普通車指定席 |
特急「A列車で行こう2号」熊本駅行き | 三角駅11時19分発~熊本駅11時56分着 | 特急「A列車で行こう1号」三角駅行きと同じ日に運転 全車普通車指定席 |
特急「A列車で行こう4号」熊本駅行き | 三角駅13時50分発~熊本駅14時31分着 | 特急「A列車で行こう1号」三角駅行きと同じ日に運転 全車普通車指定席 |
特急「A列車で行こう6号」熊本駅行き | 三角駅16時19分発~熊本駅17時01分着 | 特急「A列車で行こう1号」三角駅行きと同じ日に運転 全車普通車指定席 |
「A列車で行こう」の予約方法
JR九州の観光列車「A列車で行こう」は、全車指定席のため、乗車には予約が必要です。
この観光列車のきっぷは、こちらで乗車1か月前の午前10時00分から購入できます。
- JR九州「インターネット列車予約」
- JR東日本「えきねっと」
- JR西日本「e5489」
- JR駅の「みどりの窓口」
- おもな旅行会社
予約後の予約状況は「インターネット列車予約」で確認できます。インターネット列車予約はこちら
「A列車で行こう」の料金
「A列車で行こう」に、片道乗車した場合の通常料金です。
- 乗車券(760円)+指定席特急券(1280円)の合計で2040円(子ども1020円)。
※繁忙期は、指定席特急券に200円加算。
まとめ
「A列車で行こう」はジャズが流れノスタルジーな雰囲気が漂う空間でお酒が楽しめる観光列車です。
三角駅から接続しているクルーザーに乗り継いで天草観光も楽しめます。
映画のワンシーンのような至福の時間を「A列車で行こう」でぜひ味わってみてはいかがでしょうか。