新幹線のぞみは、東京から博多までの最速達列車ですが、その停車駅は列車によって異なります。
今回は、のぞみの停車駅、所要時間に加えて料金や車内販売、コンセントの位置もまとめているので、新幹線を利用する際の参考にされてください。
のぞみの停車駅一覧
以下の表はのぞみの停車駅と所要時間です。
停車駅 | 停車 | 所要時間(東京から) | 所要時間(新大阪から) |
---|---|---|---|
東京 | 全部停車 | ||
品川 | 全部停車 | 7分 | 2時間16分 |
新横浜 | 全部停車 | 19分 | 2時間6分 |
名古屋 | 全部停車 | 1時間37分 | 49分 |
京都 | 全部停車 | 2時間12分 | 13分 |
新大阪 | 全部停車 | 2時間27分 | |
新神戸 | 全部停車 | 2時間41分 | 12分 |
姫路 | 一部通過 | 3時間 | 28分 |
岡山 | 全部停車 | 3時間13分 | 45分 |
福山 | 一部通過 | 3時間30分 | 1時間1分 |
広島 | 全部停車 | 3時間54分 | 1時間26分 |
徳山 | 一部通過 | 4時間17分 | 1時間43分 |
新山口 | 一部通過 | 4時間26分 | 1時間53分 |
小倉 | 全部停車 | 4時間41分 | 2時間11分 |
博多 | 全部停車 | 4時間57分 | 2時間28分 |
のぞみの自由席は1~3号車
のぞみは、1~3号車が自由席、4~7・11~16号車が指定席、8~10号車はグリーン車指定席です。
全ての車両(N700A、N700S、N700系)が16両編成で、同じ車両編成になっています。
のぞみの車内販売について
東海道新幹線の車内販売は7号車と10号車からスタートします。
のぞみの料金
のぞみの主要駅の料金は次の通りです。
東京・品川 | 新横浜 | 名古屋 | 京都 | 新大阪 | |
東京・品川 | 3,010円 | 11,300円 | 14,170円 | 14,720円 | |
新横浜 | 10,640円 | 13,500円 | 14,390円 | ||
名古屋 | 5,910円 | 6,680円 | |||
京都 | 3,070円 | ||||
新神戸 | 15,380円 | 15,050円 | 8,320円 | 3,710円 | 3,150円 |
姫路 | 16,460円 | 16,240円 | 9,190円 | 5,690円 | 4,020円 |
岡山 | 17,660円 | 17,330円 | 11,500円 | 7,990円 | 6,350円 |
福山 | 17,990円 | 17,990円 | 12,720円 | 9,090円 | 8,210円 |
広島 | 19,440円 | 19,110円 | 14,490円 | 11,620円 | 10,630円 |
徳山 | 20,750円 | 20,420円 | 16,240円 | 13,280円 | 12,620円 |
新山口 | 21,640円 | 21,080円 | 16,460円 | 14,280円 | 13,170円 |
小倉 | 22,730円 | 22,190円 | 17,660円 | 15,380円 | 14,720円 |
博多 | 23,390円 | 23,060円 | 18,890円 | 16,360円 | 15,600円 |
のぞみのメリット
- 本数が多い
新大阪から広島や博多方面に行けるのぞみ号は1時間に3~4本ほどあります。
- 移動時間が短い
東京から新大阪まで約2時間30分、東京から博多まで約5時間で到着します。
- 自由席の料金が安い
指定席よりも530円から640円安くなります。
自由席の料金が安く、本数が多いのでもし乗り逃してしまった場合も比較的早く次の新幹線に乗ることができますね。
のぞみのデメリット
- 割引券が使えない
のぞみではJRパスやJR東海パスなどが使えません。
ひかりやこだまなら使えます。
- 自由席が混雑することが多い
ひかりの自由席が5車両あるのに対し、のぞみは3車両と少ないので混雑しやすいです。
特に休日やラッシュ時には座れない可能性が高くなります。
- 停車駅が少ない
東京から新大阪までの間には品川、新横浜、名古屋、京都しか停まりません。
停車する駅を利用する場合は、時間短縮になるのでおすすめです。
のぞみのコンセントの位置
コンセントがある席に座りたい場合は、のぞみの窓側の席である「A席」もしくは「E席」が確実です。
通路側と3人掛けの真ん中には、コンセントが付いていない列車があります。
- のぞみのコンセントの位置一覧
車両タイプ | コンセントの位置(普通車) | コンセントの位置(グリーン車) |
---|---|---|
N700系 | 窓側の席、各車両の一番前、一番後ろの席 | 全席 |
N700A | 窓側の席、各車両の一番前、一番後ろの席 | 全席 |
N700S | 全席 | 全席 |
のぞみとひかりの違い
- 停車する駅の数
東京から新大阪の間で比較すると、のぞみは6駅に停車するのに対し、ひかりは14駅に停車します。
- 速さ
一般的にはひかりより、のぞみの方が速いです。
のぞみは最高時速300km/hで走行し、東京~新大阪間を約2時間半で結びますが、ひかりは最高時速270~285km/hで走行し、東京~新大阪間は約3時間かかります。
- 料金
のぞみの方が指定席が高くなっています。
東京から新大阪までの場合、時期によりますが、ひかりより210円ほど高いです。
目的地や時間や予算によって選びましょう。
まとめ
新幹線のぞみの停車駅、自由席、料金、車内販売やひかりとの違いについてまとめました。
全ての、のぞみが停車するのは、東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪、新神戸、岡山、広島、小倉、博多の11駅です。
それ以外の姫路、徳山、福山、新山口には、一部の列車が停車します。
また、のぞみの自由席は1~3号車で、コンセントは窓側の席であれば確実に付いています。
ひかりに比べて、料金はのぞみの方が高いですが、停車駅が少なく、スピードが速いです。
利用したい駅によって、ひかりかのぞみか選んで購入されてみてください。