人気のドクターイエロー!時刻表は非公開となっているため見ることは難しいとされています。
でも、しっかり情報収集をすれば誰でもドクターイエローは見ることができます!
今回は
- ドクターイエローはどこを走行しているのか
- ドクターイエローを見るためにはどうすればいいのか
- ドクターイエローが停まる車両基地はどこか
- のぞみ検測とこだま検測で何が違うのか
についてお伝えします
ドクターイエローが走行するのは東京〜博多間!どのくらいで走るの?
ドクターイエローは、東京ー博多の間を走行します。
のぞみ検測は1日目は大井車両基地から東京駅に11:40に到着し、そこから11分ほど東京駅に停車。
その後11:51に東京を出発し20:03博多着というダイヤになっています。
2日目は10:39に博多を出発し17:54東京着。その後10分ほど東京駅に停車後、大井車両基地に戻ります。
こだま検測では1日目は大井車両基地から東京駅に10:09に到着。その後10:15に東京を出発し21:18博多着。
2日目は8:42に博多を出発し19:36東京着。その後、大井車両基地に戻るといったダイヤで運行がされています。
ドクターイエローは乗れる?乗る方法は?
ドクターイローには乗車はできません。誤って客さんが乗車してしまわないようにという意図から、目立つように車体が黄色にされたとも言われています。
もちろんドクターイローの中も見ることができません。どの窓も中が見えないようになっています。
ドクターイエローの最高時速は270キロ
ドクターイエローは、最高時速270キロで走行します。
700系新幹線をベースとして作られているため、700系新幹線の最高時速である時速270 kmが最高時速です。
現在、走行しているN700Aの最高時速は285 km です。なのでドクターイエローの方が遅いということになります。
通常の新幹線N700AやN700Sの東京ー新大阪では、2時間30分程度かかります。
しかしドクターイエローの東京ー新大阪の所要時間は2時間37分となっており、およそ7分の差があります。
ドクターイエローはすでに20年以上走行しており、ドクターイエローのベースである700系新幹線は引退していることから、現在のドクターイエローはそろそろ引退するのではとも囁かれています。ドクターイエローの引退についてはドクターイエローの引退はいつ?寿命は?次回の全般検査は?で考察しています。
ドクターイエローよりイーストアイの方が早い
東のドクターイエローと言われているイーストアイ。最高時速は275kmです。イーストアイの方が最高時速は速いことになります。
イーストアイが登場したのは2001年。当時、検測車両としてはイーストアイが世界最高速度でした。
ALFA-X(アルファエックス)が台頭することになれば、このイーストアイの検査車両世界最高時速は大幅に抜かれそうです。ALFA-X(アルファエックス)の時速は360km/hとされています。
イーストアイの一度の検査走行はドクターイエローの2日間に対して3日間です。北海道・東北・山形・秋田・上越・北陸新幹線のルートを走行します。かなり長い距離を走行するため、1日目と2日目は首都圏を走行し、3日目は首都圏以外の場所を走行します。
ドクターイエローの走行の頻度は?
走行(検査)のペースはだいたい10日に1回となっています。
東京を出発して博多へ向かうことで1日、博多から東京へ戻ることで1日、となるため合計2日間検査(走行)をします。
ドクターイローを確実に見たい場合は、1日目の走行を確認してから2日目に見に行けば100%の確率で走行しますので、ドクターイエローを見ることが可能です。
ドクターイエローを見るには?運行予定日チェック!
ドクターイエローの予想運行日は非公開ですが当サイトのドクタイエローの運行予想日一覧で記載しているのでご活用ください。あくまでも予想運行日になりますのでご理解ください。
もし確実にドクターイエローを見たいのであれば、1日目に東京駅から博多行き(下り)の走行の確認ができれば、翌日、博多から東京行き(上り)は確実に走行します。
のぞみ検測かこだま検測か確認の上、時刻表通りに駅で待っていれば走行を見ることができます。
ドクターイエローが来るホームをはどこ?
ドクターイエローが通過するホームも公開されていません。
とはいえ電光掲示板には表示がされます。
「ドクターイエロー」という表示ではなく、900番台で回送電車と表記されます。
電光掲示板にて頭文字が「9」で「回送」の表示があればそれはドクターイエローです。
1日目が走行したか確認するのにはツイッターが活用できます。
ドクターイエローが停車する車両基地 大井車両基地
ドクターイエローは通常は大井車両基地に停車しています。都内にある車両基地で、大井競馬場前駅から徒歩15分で着く場所です。周辺には大きな建物もないため、安心して車両を見学することができます。
ドクターイエローは大井車両基地から東京駅に向かい、博多駅へ出発します。東京駅に帰ってきた後は、大井車両基地に入ります。
ドクターイエローが停車する車両基地 鳥飼車両基地
大阪府内にある車両基地で、大阪モノレール南摂津駅から徒歩10分で行くことができます。フェンス越しにたくさん並んだ新幹線が見れたり、近くにある新幹線公園で初代の新幹線を見ることができます。
ドクターイエローは新大阪に到着した後、一度鳥飼車両庫に入ります。ドクターイエローが中休みをするのが「鳥飼車両基地」です。
ドクターイエローが停車する車両基地 博多総合車両所
福岡にある車両所で、毎年10月の鉄道の日付近に新幹線ふれあいデーというイベントがあり新幹線車両所内を一般公開しています。
ドクターイエローは1日目に博多駅着後は博多総合車両所に入ります。翌日は博多総合車両所から博多駅へ向かい、その後東京駅に向けて出発します。
ドクターイエローの停車駅はのぞみ検測とこだま検測で違います
ドクターイエローの走行ダイヤと停車駅は、こだま検測とのぞみ検測では異なります。
「こだまの検測」は、こだまが停車する駅の検査を行なっています。
途中駅に停車する列車が使用する駅の検査も行います。
そのため「のぞみ検測」より「こだま検測」の方が停車駅が多いです。
検測する回数は「のぞみ検測」に比べて「こだま検測」は少なく、年に8往復のみです。
一方で「のぞみの検測」は、のぞみが停車する駅付近の検査を行います。
「こだま検測」と「のぞみ検測」の両方が検測することで、より細かく点検をすることができます。
まとめ
今回は、ドクターイエローを見る方法についてご紹介しました。ドクターイエローをご覧になる際はくれぐれもマナーを守ることを心掛けてください。
特に発車時、ホームから手を出したりされているとドクターイエローが定刻に発車できなくなり運行に影響を及ぼします。マナーを守ってドクターイエローをご覧ください。